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ブロック注射と施術後

ブロック注射を受けた後は、まず安静が大切です。クリニックでは必ずベッドの上で横になっているように指示を出しますし、1時間程度はそのまま容態を観察し、血圧測定なども行われます。

もし出血が起こったり、血圧が低下してたちくらみなどが起こったまま歩いていると、大変なことになりかねません。

もちろん何事も起こらずにそのまま生活に戻っていくことができるケースが多いのですが、手術ではないにしても、身体の深い部分に針を刺す治療法ですので、念には念を、というのが基本的な考え方なのです。

ヘルニアなどで多く使用されるのが硬膜外ブロックです。微妙なスペースに対してブロック注射の針を通す方法ですが、この場合も30分以上はベッドでの安静が必要です。

針の場所が悪く、脊髄腔内に薬剤が入ってしまった場合は一時的に血圧が低下し、下肢が麻痺することも考えられます。もちろん麻痺が回復するまでは開放されません。また入浴についても控えるように言われるのが常です。

その他には腰椎の神経根ブロックがあります。レントゲン透視下で神経根を探し当てる方法です。ヘルニアの場合は神経根にうまくあたるとかなりの痛みがします。

また硬膜外ブロックよりも合併症は少なく済みますが、麻酔が効いている間は下肢の筋力低下が起こりますので、生活をする上で注意しなければなりません。入浴も針穴の状態から考えて控えるように言われます。

坐骨神経へのブロックについても、ほぼ同じような施術後の対応が必要です。また坐骨神経の走行自体は個人差が激しく、熟練の医師でもなかなか針をあてられません。うまくあたっても、神経に痛みがある場合はかなりの痛みが起こります。

ブロック注射では針の痛みが起こります。直前に麻酔をしますが、やはり深いところまでは麻酔は効き目がありません。しかし施術後にまで響くようなことはまれです。

クリニックや麻酔科での指示に従い、また当日の生活パターンの禁止事項にも従っていれば、ほとんどの場合重い障害に発展する可能性はないといえます。